2012年6月8日金曜日


テイスティングレヴュー 

アルザス リースリング キュヴェ・テオ ヴァインヴァック 2010

  
果実豊かで、シロップ漬けのみかんや杏、桃を思わせるアタック、
力強く凛とした酸に支えられた骨格に固いミネラル。

余韻は7秒。

偉大なグラン・クリュ シュロスベルグの下にあるクロ・デ・キャプサン。



このワインを飲むと昔訪れたことのあるみかん畑を思い出す。
草花、大地、収穫前のみかん、
海から流れてくる潮風, 濡れた石や、ヨードの香り。
段々畑に行きたくなりました。

海から遠いアルザスの地でこれだけの香りがするというのは、
やはり、ワインは大地(古生代に生まれた地層)のワインなのか。





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