2013年11月5日火曜日

2013年ブルゴーニュ情報がフィネスから届きました。

11月に入り2013年ももうすぐ終わりですね。


フィネスからブルゴーニュの情報が届きました。
2012年に続き2013年も難しい年になった模様です。

生産者の苦悩が目に浮かぶようです。
そして12年、13年と収量が非常に少ないので、ワインの日本への割当てが減り値上がりが予想されます。生産者を応援するためにも、我々は購入すべきではありますが、なかなか厳しい値段になりそうです。

情報を見る限りではミルランダージュが多く出て、小粒な葡萄も多く、

『酸がのりながらも凝縮した葡萄』が採れた可能性もあり、

選別をしっかり行った生産者のワインは非常に出来がいいかも知れません。
厳しい年を乗り越えたワインも非常に魅力的です。。。


値段の高騰は避けられないでしょうが、非常に楽しみです。





以下フィネスのホームページより




2013年ブルゴーニュ情報

今年は非常に雨が多いで、降雨量が例年の2倍にもなる地域もありました。
また、春からとても寒くて葡萄の成長は2~3週間遅れ気味という状況。さらに葡萄の開花期まで寒さと雨が多い気候が続いたために受粉が正常に行われない花ぶるいが多く発生しました。7月に入ると晴れて暑くなりましたが、7月23日にコルトン、ペルナン ヴェルジュレス、サヴィニー レ ボーヌ、ボーヌ、ポマール、ヴォルネー、ムルソーなどで雹が降って大きな被害が出てしまい、コート ド ボーヌは2年連続で雹によるダメージを受ける事になってしまいました。8月~9月の前半に掛けては良い天気が続いて葡萄の成長は遅れを取り戻しつつありましたが、収穫10日前からやや雨の多い天気となってしまったため、腐敗が出る畑も見られました。結果的にブルゴーニュ地方の収穫は2012年より約10~15日遅れとなり、ボージョレ地方は9月28日、コート ド ボーヌ地区は9月29日~10月3日、コート ド ニュイ地区は10月5日に収穫開始となりました。葡萄の状態は開花期の寒さと降雨の影響で受粉が上手く行かなかったので小さい粒が多い模様また、雹の影響を受けた地域の葡萄は正常な房は少なくて傷ついて乾燥してしまった葡萄が多く見られます。さらに収穫前に雨が降って腐敗が出た影響で選別をかなり厳しく行う必要もあります。
 
 以上の点から今年も収穫減になってしまうようで、雹の被害を受けていない地域は例年20~30%ダウン、雹の被害を受けた地域は30~50%ダウン(ひどいところは80%ダウン)と大きく減少してしまうとのことです。葡萄の成熟具合は8~9月前半が暑く乾燥したおかげで種まで良く熟していますが、2009年のような甘さはないので酸味が綺麗でバランスの良い、小さく凝縮した葡萄になっています。

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